各サーバー会社のプランを・速さ・容量の大きさなどの前向きな面で比べることに慣れてしまうと、肝心の保守性を軽視してはいけません。
実は23年当初にバックアップ機能が一斉に強化されています。今まで有料のみ対応していたサーバープランでも、無料化されたプランが多くあります、
ここでは、バックアップ機能について各サーバープランの違いについて記載します。
バックアップ機能 なし/僅か、有料
バックアップ なし
23年5月時点で、バックアップを提供していないサーバープランは少なくなっていますが、やはり存在しています。
- StarServer

バックアップ 僅か、有料
バックアップ機能が弱い、もしくは、有料のプラン。
- KAGOYA S12

バックアップ機能が2種類あり、無料サービスのLITEでは1世代のみ保持される。
因みに有料バックアッププランは、対象となるDISK容量によって価格が変わり、例えば100G対象ですと2,200円/月必要となります。
サイクル式/停止式
バックアップ数上限に達した場合に、以降のバックアップの格納方式です。
以下の方式に分類しました。
- サイクル式
最も古いバックアップを削除し、新規バックアップを格納する - 停止式
新しいバックアップは格納しない。
格納されているバックアップから不要分を削除すると格納可能。
停止式
- SAKURA Internet
バックアップ数(同社ではSnapと呼ぶ)は8個までで、この数に達するとバックアップ作成を停止してしまいます。
サイクル式
ほとんどのプランではサイクル式を採用しています。
対象が全体/ドメイン単位
バックアップはサーバーに可能されている全体を体操に取得する場合が多いのですが、ドメイン(サイト)単位のプランもあります。
対象ドメイン単位
- SAKURA Internet
対象:全体
ほとんどのプランでは全体を対象にしています。
SAKURA Internetのバックアップは他社のプランと違ってみえるかも知れません。
その理由を書いておきますと、同社のバックアップは下記の機能のために存在するからです。
スナップショット→ステージング
ステージングとは、同社が提供しているテスト環境でして、スナップショットは「テスト前提のサイト単位の塊」です。
つまり、他社が謳っている”バックアップ機能”ではなく、「テスト用の塊をバックアップのように利用している」というのが正しいといえます。
次ページに続きを記載します。(ちょっとお待ちください)