気になっていた サイト数とDB数の関係
レンタルサーバープランを比較するときに、・設置可能サイト数・最大DB数の関係がずっと気になっていました。
例を記載すると。
- 最大サイト数 100:最大DB数 100
- 最大サイト数 200:最大DB数 20
- 最大サイト数 無制限:最大DB数 10
- 最大サイト数 無制限:最大DB数 無制限
最大サイト数、DB数とも無制限や同数のプランは、なんの問題も感じませんが、
「サイト数」>「DB」の環境では、どのように使っていけばよいのやら・・・
もしかして、この記載は罠で、結局は下記の事態になるのかな?
と思っていました。
・DB数分のサイトしか設置できない
・DBを使用しないサイトなら、サイト設置できますよ
結果は使い方次第でした
結果をいいますと、
DBを使ったサイトをプラン限界まで設置することが可能です。
以下の方法で使用してくださいという意味でした。
・サイト1~nを
・1DBに格納する
・この時に、サイトごとにテーブルPrefix(接頭語)を変えてインストールすると、テーブル名の衝突を避けられる
例を記載しますと
・サイト1:Prefixを[abcdef]
・サイト2:Prefixを[zyxw00]
とすると、[wp-posts]が下記となり衝突しません。
・サイト1:[wp-abcdef_posts]
・サイト2:[wp-zyxw00_posts]
また、テーブルPrefixにユニークな文字を設定しておくことはセキュリティー上から好ましいことの様です。
しかし 大きな弱点
ですが、「1DBに複数サイト」を共存させることには大きな弱点があります。それは、
・サイトの復旧が必要になったときに、1DB丸ごと過去状態に戻してしまうと、同居している他サイトの内容も戻ってしまう点です。
ECサイトはもちろんですが、更新が頻繁でないサイトでもコメントなどが消えてしまいますので、注意が必要です。
(テーブル単位で復旧させるには、DBエンジニアレベルの知見が必要です)
重要なサイトはやはり、1サイト:1DBとしましょう。